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「民俗芸能」とは、神社等において、 お祭りを行う際に神前で上演される芸能で、村の安全や農 作物の豊かな収穫等を、 神仏に祈る祭礼の中で育まれ、古来より若者が中心になって継承されてき たものです。本市でも、棒の手(ぼうのて)をはじめ、お神楽 (おかぐら)、お囃子(おはやし)、 巫女の舞(みこのまい)、木遣 (きやり) が盛んに行われていました。ところが、昭和12年以降、 日本は日中戦争、 太平洋戦争へと突入し物資の不足と、 戦後の混乱により、民俗芸能は忘れられた ものとなってしまいました。 近年、かつて民俗芸能の演奏を経験した人々が高齢化し、 その伝承が 危ぶまれています。 このような状況の中、 昭和60年日進市各区で活動している保存団体が連合し、 この民俗芸能連合会が発足。 同年、11月には第1回の発表会が開催されました。
民俗芸能は今、無形文化財として認識されています。私たちはこの大切な文化遺産を次の世代へ 伝えていくために、その保存に努めていきたいと考えています。
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日時:令和6年10月20日 (日) 開場 9:30/開式 9:45/上演 10:00~15:00
会場:日進市民会館小ホール
入場料:無料
主催 :日進市民俗芸能連合会
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問合せ
事務局 (日進市教育委員会 学び支援課文化芸術係内)
電話:0561-73-4190 (直通)